御本半使茶碗 銘「せせらぎ」 冷泉為恭貼紙箱|古美術 茶道具 通年の茶碗 濃茶碗にも 

●サイズcm:口径13.4~12.7 高さ9.8 高台径5.4
●手取り  :つるっとした手触り良く、大振りであるが重くない。
●作品の状態:大きな傷、ニュウは無い。高台内と口縁の内側に釉はげあり。茶渋が多くついていて、時代と使用感を感じる。
●箱の状態 :時代箱  古く、欠損がある。

●作者と印銘
銘はありません。

●印象や使う季節など
<景色、見所について>
半使釉(はんすゆう)といわれる青い釉薬に赤味が出て、気品ある御本半使茶碗。あるいは形からいえば、高台の高い呉器型の美しい形で、御本呉器茶碗ともいえる。
胴に薄く轆轤目(ろくろめ)がめぐる。透明釉が雪崩(なだ)れて、わずかにへこみがある。
高台内は一部土見せでほぼ釉が掛かり、小さい兜巾、高台の側面は手跡がある。
高台内と口縁の内側に釉はげがあるが、焼いたときのものと見られる。(写真13、15枚目)欠点ではなく、これも景色と楽しみたい。茶溜りには茶渋が多くついていて、時代と使用感を感じる。この茶渋は無理に落とさないほうがよい。非常に見所の多い茶碗である。
李朝時代の朝鮮茶碗で、江戸時代前期に日本人が注文した茶碗に違いないと思われる。古いので目立つニュウや繕いがあっても不思議でないが見当たらなく、すこぶる状態は良い。
<正面について>
写真1枚目は、半使釉が多く出ている面です。この面を正面にするのは自然なことです。
写真2枚目は、そこから左に面、時計と反対まわりにした面です。そこにわずかにへこんだ箇所があります。ここは意図的に押したと考えられ、正面と見ることもできます。この場合、半使釉の多い面は、点前だと客付きのほうに向きます。
正面をどちらにするかは、亭主のお好みで良いと思います。
<季節など>
大振りですが重くなく、扱いやすい茶碗です。
薄茶用にも濃茶用にも良い茶碗です。春夏秋冬、通年使える茶碗です。
<箱の貼り紙>
箱は拭き漆がしてある古い箱です。貼り紙は、蓋表が毛筆で「御本半使」。箱の本体の貼り紙は擦れてしまって読みにくくなっています。かろうじて「御本茶碗・・・冷・・・」と読める程度です。
蓋裏の右はお公家さんのような書体で「銘 せせらぎ」。
左の貼り紙、小短冊は冷泉為恭(ためちか)の筆で「夜もふかみ ひびきさへすむ山水に あり明の朝も 落ち◯◯◯ 為恭㊞」*末尾の読みが不明で調査中です。
冷泉為恭(れいぜい・ためちか、1823~1864・文政6~元治元年) 
幕末期の公家召し抱えの復古大和絵の絵師。初名 永恭、京狩野9代狩野永岳は伯父。


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